音楽理論:007

キー(調性)

「キー(調性)」という言葉をもしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれません。音楽理論の用語としては有名なものです。「キーがずれてる」、「キーが取りづらい」など音楽理論を知らない方ですら使っている場面に出会したりします。しかしその「キー」とは何なのか?どういった概念か?という問いに対して明確に答えを用意できるのは音楽理論を学んだ方以外ではまずいないと思います。あるいは曲解している可能性もあります。本項はこの「キー」について解説していきます。


本項の概略

キー(調性)とは?

2種類のキー

キーは大きく分けると2種類あります。ひとつがメジャーキー、そしてもうひとつがマイナーキーです。これらは「耳」で聴き分けられます。すなわちメジャーキーは明るく、マイナーキーは暗い印象を受ける、ということです。以下の譜例をご覧下さい。

譜例1
Cメジャースケールで作られたメロディーの楽譜
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譜例2
Cナチュラルマイナースケールで作られたメロディーの楽譜
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譜例1は明るい、譜例2は暗い印象を受けると思います。譜例1はメジャースケールで作られて、譜例2はナチュラルマイナースケールで作られています。つまり

  • メジャースケールを基盤にした曲をメジャーキーの曲という
  • マイナー系スケールを基盤にした曲をマイナーキーの曲という

ということです。譜例1はCメジャースケールを使い譜例2はCナチュラルマイナースケールを使っているのでそれぞれのキーはCメジャーCマイナーというキーになります。

コラム:日本語でのキーの表記

このように雅楽寮ではキーを英読みで表しますが、日本語での表記もやっておきましょう。

・音名

「C・D・E・F・G・A・B」の音名はそれぞれ「ハ・二・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・」に変換します。

・♯と♭

英読みの「Fマイナー」というような♯や♭を付けて表すキーは♯を嬰(えい)で、♭は変(へん)で表します。

・メジャーとマイナー

メジャーは長調に、マイナーは短調にそれぞれ対応します。

上記の法則を使って以下のように表します。

  • Cメジャー → ハ長調
  • マイナー → 嬰ヘ短調
  • メジャー → 変ホ長調


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